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高水準で開発する人は低水準のあれこれにかまう必要はないと思う

2010年06月15日

この前,iPad の PDF ライブラリ実装の話でも少し示唆したんですけれど(参照:qune: PDF をシステムリソースの厳しい環境で読む際のお作法の話),こちらの話から。別に喧嘩しようとかいうわけではないので,あしからず。

続・ハイパフォーマンスWebサイトを呼んでCSSセレクタの高速化の話しが面白かった(というか全然知らなくてちょっとびびった)ので紹介します。

CSSセレクタの高速化の話し - Webtech Walker

あたしゃ思うんですけれど,こうしたいわゆる「実装依存」のテクニックを,高水準の層を開発している方は身に付けるべきではないと思っています。

例えば,CSS の仕様では「セレクタは右から左に解釈すべき」なんて,どこにも書いていないわけで,純粋にブラウザの実装に依存する内部仕様です。これが将来的に左から右に解釈されるようになっても,文句は言えない。仮に,直感と異なるような書き方の方が速いというのであれば,それはある意味で,CSS パーサ/レンダラの設計における不備とすらいえるんじゃないだろうか(あくまでも,「ある意味で」だけれども)。

iPad の PDF ライブラリ仕様でも書いたけれども,こゆのは利用する側が工夫してどうこうする話ではなくて,ライブラリ側で対応すべき話なのだと思います。それを踏まえた上で上のような話を知っているなら,知っているに越したことはないけれども,大抵の場合は知ってるだけでよかったりもする。

個人的には,CSS を動的に読み書きするパーサ実装が活用されていないのに,いまだに遅くてかさばるテキスト形式で人間がシコシコと読み書きしていること自体,意味がないとも思っているわけで……。なぜ serialized CSS みたいなもんがメジャーにならないんだろう?と。

引用元の hokaccha さんは,作業効率等々とのトレードオフを考えるべき,と書いていらして,これはまさにその通りだと思います。結局,トレードオフを考えると,「今まで通り」ということになるんだとは思うんですけどね。

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