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ライブラリ販売の形態とかつらつら

2010年06月27日

この前,中小規模ベンダは半製品としてライブラリを販売するのがいいんでねいかな,みたいなことを書いたんですけれど,実際に販売する場合,「ライブラリやってます」だけだとあまりアピールできなかったりします。プログラムとして仕立て上げないと,実際にどう使えるのか分からないですもんね。

と,そんなこんなで,ちょっと売り方を考えてみました。あたしゃ別に営業じゃないので,こんなことに腐心する必要はないんですけれど(実際してないし)。

ひとつは,リファレンスアプリケーションとして,ライブラリを制限的に組み込んだアプリケーション(ライブラリの一部機能だけを組み込んだアプリケーション)をフリーソフトとして公開するという手です。個人や SOHO のレベルで使う分には十分だけれども,法人業務として使うには物足りない,といったところを突いて,リファレンスビルドを作るわけです。ソフトウェア業界は,「普及させたもん勝ち」みたいなところがあるもんで,使ってもらうことをまず優先させようというわけです。

もうひとつは,クラウドサービスを使う方法です。いわゆる HaaS くらいのレベルから上だけ自前で作って,ウェブアプリとして公開するわけです。こっちの方がお手軽だし規模的にも大きく構えられると思う。また,上のようにフリーウェアとしてばらまくと,リバースエンジニアリングされる危険もあるけれど,ウェブサービスではその危険も格段に下がります。もちろん,特別なハードウェアを使うようなライブラリではなかなか難しいんですけどね。反面,ユーザ登録してもらって試用してもらう,なんて仕組みは割と簡単に作れたりします。

例えば,多国語間の翻訳ライブラリを作ったら,それを使ったクラウドサービスを(制限付きで)立ち上げてしまえばいい。自分のシステムに組み込みたいお客さんには,ライブラリを売る。保守サポートとして,ウェブサービス上で鍛えた辞書を提供する,なんてのもありなのかも。

ちと妄想が膨らんでしまいました。ただ,以前はライブラリ販売というと,影響力のある SIer さんを介して普及させることが主流……とは言わないまでも有力なパスだったわけだけれども,今時は SIer さんを中抜きすることもできちゃったりする,と。パスが増えるのはいいことです。まとまらないけど,そんな感じ。

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