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30過ぎたら文系も理系もないよなぁ……という話

2010年07月05日

先日,某論文をつらつらと読んでいたところ,それを見ていた理科系出身の某氏から「こんな数式読んでるの?aian さん文系ですよね?」とか言われて,なんだかなぁ……な気分に。シグマ記号や積分記号は,文系理系を問わず,高校に行ってたら習うはずなんだが……。要は本人がその時それを学習したのか,という話なわけで(文科系の数学は,新過程になって微積分をやらなくなってるかもしれないけど)。

で,そもそもなんですけれど,ぶっちゃけた話,30過ぎると文系とか理系とか区別することにあまり意味がなくなっているとは思うんです。だって,30歳といったら,学部課程を修了する22歳くらいから数えて8年もの月日が経っているから。これは高校・大学(学部)の各課程を足し合わせてもおつりがくるほどの時間です。22歳に文科系から理科系に転向したとしても,各専攻の学部生くらいの知識が入る時間的余裕はある。文理の区別を,出身学部なり出身校なりを示すためにするならともかく,実際に持っている知識なり技術なりにおいて出自の文理を区別をするのは,とてもナンセンスだと思います。

もちろん,22歳からも転向せずに専攻分野を進めている人とは隔たりもあるんだと思います。しかし,それにしたって,誰だってシグマ記号くらいは読めるようになるぞ。8年もあれば。高校のとき習っていたことだったらなおさらです。

で,またもやそもそもなんですけれど,考えてもみると,例えば理科系出身者が法学系の論文を読んでいても,法学系の人間は(大抵)何も言わないと思うんですね。珍しいとは思うけれども,それは法律以外の専攻分野を持っている人一般に対して持つ印象と同じものだったりする(あたしの場合だけど)。一方,文科系出身者が数式を読んでいると「文科系ですよね?」とか聞くのは,どうしてなんだろう(度々聞かれる)。理科系って,そんなに特別なもんなのか?

ま,くだんの某氏の場合,とりたてて他意はなくて,単純な話のとっかかりにするつもりだったんだと思います。しかし,なんかこの話には違和感がある。外国人に「お箸の使い方うまいですねー」とか言うのと同じ感覚なんじゃないだろうか,とも。最近の外国人は,日本人よりもよっぽどうまく箸を使うぞ。

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