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ブログエントリのタイトルを使い分けるテクニックみたいなもの

2010年08月01日

大した話じゃないんですけれど,経験的に,ブログエントリのタイトルをどう書くかで,ある程度読者層をコントロールすることができたりします。

こう書くとなんだかエラそうな口ぶりになってしまうけれども,ブログの記事は,一旦公開してしまうと読む人の読まれるがままになってしまいます。つまり,コンテンツをめぐる主導権は,読者の側にあると思うんですね。そんな中で,ささやかにも書き手の側が読み手をある程度選別できるようになれば,書き手にとってメリットがあることはもちろん,読み手にとっても読む必要のない文章を読む必要がなくなる点で利点があるはずです。

ここで読者を選別するというのは,対象とする読者層を限定するということです。例えば,「C/C++ が分かる人にだけ読んでほしいな」とか「哲学思想に興味がある人だけ読んでもらいたいな」とかいった「制御」をエントリの中に埋め込むということ。これって,単純に「○○が分かる人だけ読んでください」とか「○○に興味がある人だけ読んでください」とか注記を入れても,選別の精度はあまりよくないんですね。エントリの印象も悪くなることが多い。

もっと精度よく選別する方法として効果的だと思うのは,タイトルに使う語彙でもってコントロールする方法です。専門分野で選別するには,専門用語をタイトル内に入れ込んでしまえばいい。例えば,機械学習による画像パターンマッチングに興味がある人にだけ読んでもらいたい場合は,「顔特徴の線形識別器を作ってみた」みたいな具合。この例はわざとらしいけども,タイトルだけで見るなら,知らない人は機械学習と関係している話なのか,ぱっと見分からないはずです。逆に言うと,なるべく専門を限定したくない場合は,「顔認識プログラムを作ってみた」とかいった具合に,一般的な言葉を使うといい。普通のことなんですけれど,たったこれだけで随分と読者層が変わる印象があります。

一方,少数にだけしか読まれたくないときは,ひとり言とかにすればいい。「まさか……」とか「やったー!」とか。よく,意味深なタイトルで読者の興味を引こうと目論んで,こゆタイトルをつけているブログエントリもあるけれど,こゆエントリは本当に読まれません。意図してやっているなら狙い通りだけれども,そうでない場合は逆効果になっていたりします。注意注意。

これ,以前某所でオライリーメソッドなんて呼ばれていたような気もします(オライリーの書籍は言い回しが難しいので必然的に読者層が限定される)。あたしの場合,毎回選別しているわけじゃないんですけれど,特に選別したい場合はやっていたりします。検索エンジンに引っかかりやすくなるというオマケもついてくる。ま,ただそれだけ。

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