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英文技術書を初めて読もうという方へ(R20)

2010年08月03日

邦訳書の訳が悪い!とかスカしてる連中は,文句をたれる前に原文を読めばいいのに……と,以前書いたんですけれど,こちから。直接関係はないんですけれど。

そこで本記事では、MSDNライブラリの英語版がスラスラ読めるように、とはいきませんが、英単語で引っかかることが少なくなるように、MSDNによく出る英単語を頻度順に100個紹介します。

原文をスラスラ読みたい! 「MSDNライブラリによく出る英単語 100選」(1/2):CodeZine

単語集なわけですですけれど,なんつかですね,一度日本の高等教育を受けた人は,もう日英対訳の単語集で暗記するもんじゃないと思っています。もちろん,暗記に任せて単語を覚えることは必要最低限の語学力を身につける上で必要だとは思います。しかし,それは高校生まで。ある程度進んだら,実際の英文に触れながら読み書きする方が確実に早く読み書きできるようになります。つまり,上の例で言うなら MSDN を直接読んだ方が早いということ。

特に,英単語を日本語に対応付けて「覚える」方法は,受験やテストには役立つものの,技術書を読む上で有害だとすら思います。

例えば,apply という単語。上では次のような訳語がありますよね。

apply 【動】適用する、当てはまる

原文をスラスラ読みたい! 「MSDNライブラリによく出る英単語 100選」(1/2):CodeZine

上の和訳について日本語で「適用する」といってしまえば,それはそれで正解なわけですけれど,じゃ,「適用する」というのは,具体的にどういう意味なんでしょう。技術書を読む目的は,内容を理解することで,テスト用紙に和訳を書くことではありません。こんな簡単な単語ひとつにしても,これが何をどうすることなのか分かってないと,日本語だろうと英語だろうと,その書物が言わんとしていることを理解できないと思うわけです。

で,こゆのは,結局のところ,技術書の読みの深さと密接に関係するところだったりします。例えば,use this function ... というのと apply this function ... というのとでは,どう違うのか。また,例えば「行列オブジェクトの内積をとるには,○○関数が使えます」というとき,これは can be applied というのだろうか,それとも can be used というのだろうか,それとも be available とかいうのだろうか。これは,関数なるもんをその場でどう捉えているかによって適切な表現が変わることになります。もちろん,そこまで読み込まなくても,一応意味は通じるわけだけれども,読みとしては浅くなってしまう。

結局,こゆ語感というかニュアンスというか,そゆもんを正しく理解するためには,実際の英語でどう使われているのか,数をこなすしかないと思うんですね。特別な才能が必要なわけではなくて,数読んでりゃ分かるようになる。

ま,偉そうに言ってるあたしも,あまり英語力には自信がないんですけどね。ま,そゆもんだ,と。

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