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日本の情報技術産業は先細りとかオープンな学会とか

2010年08月14日

もう随分前になるんですけれど,日本の某情報系学会のカンファレンスで,日本の情報技術産業は先細りになる懸念がある,みたいなことが話されていました。新しくて画期的な技術を開発しても,他がすぐに追いついてきちゃうから,アイデア勝負だった日本の産業としてうまみがない……みたいな話だったと思います。

ま,個人的には,そゆこともあるんだとは思います。先細り。しかし,なんつかですね,「お前が言うな」と思ったりもするわけです。

とゆのも,この学会,どちらかというと閉鎖的な方で,普通の人がなかなか内部の情報に触れることができないから。他と比べて,入会資格が厳しい。入会するには,正員(だったかな)1名以上の推薦が要ります。そこらの人は,成員のツテなんかないので,まず入れない。あたしゃここで論文を読みたいと思っていたんですけれど,もういいやということに。

んなもんで,今は IEEE と ACM の会員になっていたりします。ここはお金さえ払えば入れてくれる。別に箔をつけたくて入っているわけではなくて,そこでなら比較的先端の情報が手に入るから。もう,払った会費以上に元を取るべく使い倒してます。もちろん,上の学会とこれらの学会はそれぞれ毛色が違うとは思うんですけれど,このオープンな体制は大変ありがたいです。

情報技術界隈では,学校や企業のような大きなところでなくても,次世代の産業を担うような開発が行われていたりします。今メジャーになっている技術基盤は,そこらのガレージでできたものが少なくない(Google であれ Macintosh であれ)。この分野は,他の産業分野のように大量の資本を投入しなくても,頭を動かすだけである程度の成果を個人でも出すことができるからです。とゆか,むしろ頭を動かすことが産業の核なのだと思う。そして,こゆ場所では,参加している人間の裾野が広ければ広いほど強いのだと思います。

日本の情報産業は先細りと発言するのは,ま,いいんですけど,発言している当人がこゆ体制でやってるようなら,いつまでたってもこのまんまなんだろうな,とか思ったりもします。個人的には,(自分の仕事に関する限り)日本の文化圏よりも,海外の文化圏から知識を輸入する方が手軽で効率的だし,得るものも多いと思っている。なんとかならんのだろうか。

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