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某社からなぜか RFP が来た

2010年09月18日

このサイトで技術ネタを書いていることが多いせいか,たまにソフトウェエアベンダのような企業さんからコンタクトをもらうことがあったりします。ま,大抵は宣伝なのでスルーなんですが。

で,今回いただいたのは,某社からの RFP。これは珍しい。この業界で働いている人にはおなじみだと思うんですけど,RFP というのは提案要求書(Request For Proposal)のことをいいます。これは要するに,「ほげほげなことをやりたいんだけど何か(技術的な)提案をくださいな」という要求のこと。この業界は不思議なもので,客に要求を書かせることから仕事が始まったりするんですね。ソフトウェア業界にいると,あまりにも当たり前の話になっているけれど,通常の仕事でこゆ話はあまりないと思います。

一方,今回の RFP は,代理業の会社さんからいただいたものでした。つまり,そりゅーしょんを求めている会社に代わって,その代理会社がめぼしい会社や個人に RFP を打っているわけ。それにしても,なんでまた,こんな辺鄙なところに……。ま,ありがたいといえば,ありがたいんですが。

ただ,残念なことに,こうしたざっくばらんすぎる RFP は,ビジネスとして考える限りあまりよろしくないんじゃないかとも思います。技術者の営業的な業務について,詳しいことは知らないんだけれども,一般に RFP に対する提案書を作成するには調査費用等々のコストがかかるわけで,それを要求者と提案者のどっちが持つかといったら,もちろん仕事を取りにいくための費用として提案者側が持つわけですね。この点,通常の RFP では,仮に仕事が取れなくても,「次はよろしく」的なコネがもらえるわけで,無駄骨ではないわけですけれど,ネットを介した突然の RFP では,コネなんかできません。ましてや,代理業者との間にコネができてもほとんど意味がない。無駄な労力と時間を費やすことになる可能性もあるわけです。そゆ立場を理解しているんだろうか,とも思う。

ビジネスとして非ビジネスの他人にアイデアを求める場合,費用分については,ある程度負担する態度が必要なんじゃないだろうか。業としてブログを書いているわけではないところにいきなりメールをよこして,「アイデアちょうだい」って,そりゃおかしいだろ。

ま,いずれにしても,今回の RFP は組み込みの中でもさらに特殊な分野の話だったので,どちみちスルーだったんですけどね。要件も,まず普通に考えたらできねいべさといったもんだったので,これはこれでよかったのだと思います。

なんだか,いろいろな仕事があるもんだと思ったところです。

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