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激甚災害日誌7日目/8日目 - 停電で仕事もままならず

2011年03月20日

震災対応のスキームに目処がついて,不安定な要素も少なくなったので,しばらく続けていた激甚災害日誌もオシマイにします。

仕事は先日の打ち合わせで直近の外部向け作業が終わったので,ひとまず一区切り。内作である製品開発に戻っています。今回の案件の他にも,製品の新機能を見せるお客さんがあったんだけれども,震災の影響でそのスケジュールは延期。もともと本格的な受注まで時間がかかりそうな案件だったので,特に焦らず,直近の案件がある時期ではできない長期目標の研究開発に取り組むことになりました。

ウィークデーは,計画停電のために就業時間が安定せず,コアタイムとか定時とか関係無しに仕事が始まったり終わったりしています。規定の時間働いていないわけだけれども,会社都合で定時の出退社扱いになっている。明るいうちに帰りの電車に乗るってのは,それなりに新鮮です。帰っても停電があるから,家に帰ってもあまりやることないんですが。

ネットの書き込みを覗くと,「安全な場所」にいる傍観者が好き勝手なことを書いている。当事者意識がないとか責めるつもりは毛頭なく,ま,そゆふうになるよな,とかつらつら。ネットというのは,傍観者(第三者)で作られているところがあって(自分のコトですら自分に対して傍観者でいる),逆に言うと,どうやったって当事者になることはできない場だったりする。ネットに限らず,言葉/表現(script)で構成された世界(description)というのは,結局そういうもんなんだろうと思ったりもします。また,ネットを構成している要素のすべてが事態の当事者になったからといって,どうにかなる話でもない(とも思う)。

今日スーパーに行くと,米やトイレットペーパーは相変わらず品切れだったものの,即席麺やパンの類は普通に売られていました。一部について「お一人様1つまで」の制限があるけれど,必要なものは大体手に入る。強力なロジスティックがあるもんだと思います。つまり,(直撃しない限り)あれだけの震災があっても1週間耐えれば,必要なモノは手に入るようになる,と。

もうひとつ。セ・リーグのオーナー陣が野球をやりたがっているそうで,まぁ,なんだかな,と。東京ドームの場合,ナイター一回の電力消費量は50000~60000kW/hなんだそうで,これは約4000世帯分の1日の電力消費量なんだとか(参照:東京ドーム ナイター開催なら消費電力は約4000世帯分 ― スポニチ Sponichi Annex 野球)。限られた資源をどう配分するのか,いろいろと議論はあるのだろうけれども,こゆ話に文句を言うと悪平等とか言われちゃうんだろうか。そりゃ野球大事だもんね。日本のメジャースポーツだし。で,同じく大切な文京区を停電にするわけにもいかないから,(ご飯時に)他を停電させましょう,と。ま,それもよかんべ。

なんだか,色々な意味でこの国の強いところと弱いところを見た一週間でした。傍観者的にそう思う。

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