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ソースコード読書会という試み

2011年07月01日

勤め先でなぜか勉強会みたいなもんを開くことになったのだけれども,何をすればいいのか分からないとゆことになってるもんで少し提案。一応,採用されて,ちょっとやってみることになったのでした。せっかくなので,どゆことをしようと思っているのか,ここでも少し紹介します。あまり経験年数は関係ないと思うんだけれども,おおむね経験1年目から3年目くらいが対象になりそうです。

何をやるのか。一言で言うと,ソースコード読書会みたいなもんです。担当者がソースコードを読んで発表し,他の人がツッコミを入れるゼミ形式の会です。あたしゃ,巷の読書会的なもんは,優れたコーディネーターがいないと簡単に空中分解するので,(特にひとりで読める人には)まったく意味がないと思っているんだけれども,ソースコードの場合は多少やる意義があるんじゃないかと思います。それは,経験上,次のような事実が認められるから。

  1. 会社に入る開発者の卵のうち,約半数が実用的なプログラムを書ける。
  2. そのうちの約半数が,他人が書いたソースコードを読める。
  3. そのうちの約半数が,他人が書いたソースコードを(適切に)改修できる。

ソフトウェア業界は,今即戦力を期待しているわけだけれども,うちの勤め先や知人の勤め先の話を聞く限り,具体的に「即戦力」というのは,必要条件として少なくとも1(新規の実用的なプログラムを作れること),十分条件として2(他人と協同してプログラムを書けること),欲を言えば3(既存のソースコードを保守できること)なんじゃないかと思います。

プログラムをまっさらな状態から書けるとゆのは,一見難しそうで案外簡単だったりする。書くに当たって,非常に制限が少ないからです。

で,読書会なんだけれども,プログラマである以上,プログラムを書けるのは当たり前(1は満たす)として,2や3を鍛えよう,とゆ目論見なのでした。他人が書いたプログラムを読むなんてことは,実務では当たり前のようにやってることで,経験の長いプログラマさんは「何を今さら」と思うかもしれないけれども,意外とつんのめって(辞め)る人は多い気がする。

やり方としては,ひとつのお題に対して複数の実装を読む形式にしたいと思っています。例えば,URI パーサの実装を読む場合だったら,あちこちのプログラムから URI パーサの部分だけを持ってきて発表してもらうような感じ。今時は,Google のソースコード検索があるので「lang:c++ URI」とかいったキーワードで検索すれば,簡単に複数の実装を得ることができます。読み比べて批評するのと同時に,どういう実装がいいのか議論するタネになるとも思う。

さて……うまくいくだろうか。

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