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コントレックスというダイエット文化について

2011年07月03日

硬度が高いミネラルウォーターとして有名なコントレックスなんだけれども,この商品自体にウリはあると思うものの,やはり取り巻きが悪いなと思ってしまう。

まず,コントレックスがダイエットに効果的とゆ話なんだけれども,これは食餌制限することで不足しがちなミネラルを補うというのが,(一応の)理屈付けだったりします。しかし,取り巻きに言わせると,下剤としての効果があって効果的という。下剤の効果でお通じが良くなっても,脂肪がなくなるわけじゃないので,こゆ人は何をしたいのかさっぱり分からないんだけれども,とにかくそゆもんだ,と。つか,慢性的に腹を壊している状態について危ないとは思わないのだろうか。

また,硬度の高い水は制酸作用があるから(つまり,胃酸を中和するから),胃弱に良いとゆのも,変な話。制酸作用を期待するなら,端的に胃薬を飲めばいい話だし,アレルギー等々の問題がなければ,牛乳の方が胃にやさしく制酸作用も一般的には強い。

もうひとつ,コントレックスのカルシウムはイオン化されているから吸収率が高く,骨粗しょう症対策に効果的,とかいった話もあるけれども,仮に吸収率が高いとしても(それも微妙なんだが)摂取したカルシウムが骨になるまでをはしょりすぎてて,まったく論拠になっていない。一般に,カルシウムをただ摂っていても,それだけでは骨にはならない。メーカーも他機関も吸収率について数値を公表していないのに,勝手に取り巻きが騒いでる。

その他,がんに効くとか血圧が下がるとか……。乳幼児に飲ませようとするトンデモな親もいて,もうアホかと……(乳幼児に硬水を飲ませてはいけない)。

コントレックスとダイエットについて考えると,ダイエットという「文化」には,ある程度「苦行」的な要素が必要なわけで,ダイエットしているという実感は苦行に身を置いているという実感と等しかったりします。コントレックスは,「飲みにくい水を飲む私 == ダイエットしている私」を演出する格好の材料になっている気がする。ほとんど無駄な苦行だと思うんだけれども。

ダイエットは,バランス良くご飯を食べること,規則正しく食べること,適度に運動すること,に尽きるのだと思う。そゆのが(本格的に)苦行に思えるのかもしれないけれども,その埋め合わせであるかのように,無意味にまずい水を飲むというお手軽な苦行に向かってしまう不思議。もう意味わからん。

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