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休暇をとったので自宅で暴動とかデモの話とかつらつら

2011年09月22日

なんとなく,こちらを読んでいて。

ウィーン=末続哲也】財政危機に陥ったギリシャで、不況や増税による生活苦などから自殺者が急増、10万人あたりの自殺者数が年間6人に達し、危機が始まる2年前と比べて倍になった。

不況や増税で生活苦、ギリシャで自殺倍増 : 国際 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

はてブによると,日本の10万人あたりの自殺者数は約25人なんだそうで,それと比べたら,まぁふにゃふにゃとしか思わないんだけれども,日本の場合は「死ねばなんとかなる」制度が自殺者数を下支えしているところがあるので,直接比較することはできないのだとは思う。

で,なんつか,この前あったロンドンの暴動のとき,「それにしても日本は暴動やデモが起きないなぁ」と知人と話していたのでした。よく言われることなんだけれども。ギリシアもそうだけれども,市民が要求を直接訴える方法は,そもそもこの手の話だったのでした。しかし,デモは起きない。暴動も起きない。そもそも,デモがあっても,訴求力がない。同種の市民にすら白い目で見られているところがある。

知人曰く「日本人はネットに『マスゴミ』とか書くだけでガス抜きできちゃうんでね?」みたいなことを言ってて,ふーん,と思う。

マスゴミとか言ってるとき,言わされていい塩梅にガス抜き(動員)されているとき,彼らは問題に対してほとんど当事者意識がない。自分がスポイルされていることに,ほとんど全く気付いていない。生活資金や就労上の問題が顕在化して,初めて自分が当事者だったことに気付いているのが現状なんじゃないだろうか。問題が顕在化したときはもう手遅れで,デモや暴動を起こす余力がない。そこに,「死ねばなんとかなる」の制度が顔を出す。

なんというか,あたしが見ているところだけかもしれないけれども,ネットを見ていると,みんながみんな評論家になっていて,きれいごとや動員されたかわいそうな言動や現実離れした思い込みばかりが並んでいるように見える。数年前よりも増えている感じすらする。問題を自分の外側に置きたがっている感じがする。しかし,それはまさにあなたの(そして私の)問題だったりする。

市民であるはずの人が政治的に去勢されているのを見ると,ただひたすら切ないな,とかつらつら。

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