Entry

3年前の福島第一原発防災訓練の結果は「所期の目的を達成」

2011年11月07日

うーん……。3年前にあった訓練を見ていたんだけれども。

次のような事故を想定して、原子力総合防災訓練を実施しました。

福島第一原子力発電所3号機において、定格熱出力一定運転中、原子炉へ給水する設備の故障に伴い原子炉が自動停止しました。

しかし、その後の非常用炉心冷却設備等複数の設備故障による冷却機能の喪失から炉心が損傷し、原子炉格納容器からの放射性物質の放出による影響が発電所周辺地域に及ぶおそれがあるという事故の想定です。

平成20年度原子力総合防災訓練結果報告 事故の想定

原子炉への給水設備が故障して自動停止した後,冷却装置が故障して炉心が損傷。原子炉格納容器から放射性物質が漏出する恐れ(実際は「恐れ」ではなく漏れたが)。と,どこかで見たような話。

もう,これ以上云々するのもアレなんだけれども,以前こゆのがあったのなら,訓練のどこが生きてどこがダメだったのか,事後的なアセスメントが必要だよな,とは思う。しかし,基本的に,そゆ総括をすることをエラい人たちは嫌う。自分の評価に関わるから。「自分の代でこんな事故が起きるなんてアンラッキーだ」みたいに,身勝手な保身に入る人もいる。もちろん,そんな人ばかりでもないわけだけれども。

つい最近は,浜岡も訓練したみたい。原発動かす動かさないの判断に,ストレステストやらなんやらとかいった定量的な方法も提案されているわけだけれども,「過去の実績」としてどういう訓練がなされているのか,また,今回の事故と照らし合わせて何が足りないのか,ある程度のアセスメントは必要なんじゃないだろうか。

それじゃなきゃ,訓練なんてただの茶番だと思う。

Trackback
Trackback URL:
Ads
About
Search This Site
Ads
Categories
Recent Entries
Log Archive
Syndicate This Site
Info.
クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
Movable Type 3.36
Valid XHTML 1.1!
Valid CSS!
ブログタイムズ

© 2003-2012 AIAN