Entry

プログラマのアウトプットはプログラムという話

2011年11月12日

某所で「アウトプットは大事だよ」という話を読ませてもらったんですけれど,プログラマのアウトプットは何だろうかと考えるとき,これはやっぱりプログラムだと思ったりします。何と対比しているのか。それはブログやら Wiki やらといったメディアです。某所で紹介していたのは,ブログや Wiki に自分なりのまとめを書くことを勧めていたのでした。それは確かに効果的だと思う。

一方,プログラマの場合を考えると,アウトプットを自然言語の文章にすることには若干引っかかったりもします。というのも,プログラマの本分は,プログラムの説明を書くことではないから。もちろん,プログラマが,プログラミングについて,やれ OOP だのやれ関数言語だのと難しいことを自然言語で書くのは自由なんだ思います。けれど,プログラマのプログラマとしての資質なり評価なりは,あくまでも実装だと思うんですね。口では偉そうなことを言っておきながら,まとまった実装を書いた実績がゼロみたいな人もいるので,そゆ方は是非アウトプットをプログラムにしてみるといいと思う。

プログラミングには,理論を知っているだけ,または書き方を知っているだけでは分からない経験知みたいなもんがあります。いざというときにサッと手が動くようになるまで,実装の手数を準備するのは大変だけれども,そうした経験こそが血肉になると思うわけです。

先日,入社試験でプログラマ志望の応募者にクイックソートを書いてもらったんだけれども,あまりのできの悪さにちょっと困ってしまいました。割とあちこちのアルゴリズム本なりプログラミング入門本に載ってるから,みんなできちゃうんだろうな,と思っていたんだけれども,むしろできる人の方が珍しいという結果に。そんなにマイナーなのか?このアルゴリズム。クイックソートは知っているけれど,クイックソートは書けない。でも,プログラマ志望。しかし,そゆのは,知ってるとは言わない。少なくともプログラマにとっては(書けてナンボなので)。

ま,ただそれだけなんですけどね。思いついたことや,新しく覚えたことは,なるべく早く,自分の考えに基づいてコードに落とし込む練習をしとくと,いろいろな発見や経験ができると思います。そゆのをやってる人とやってない人の差は,とても顕著に現れるもんだったりもします。

Trackback
Trackback URL:
Ads
About
Search This Site
Ads
Categories
Recent Entries
Log Archive
Syndicate This Site
Info.
クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
Movable Type 3.36
Valid XHTML 1.1!
Valid CSS!
ブログタイムズ

© 2003-2012 AIAN