Entry

「会社は社畜が欲しいだけなんだよ」とか言ってる人の話とか

2012年02月10日

今年も就職は厳しいようで,ぼやきのひとつも出るんだろうけれども,これは言っちゃいけないなぁ……とか思う。「会社は社畜が欲しいだけなんだよ」。これ,社畜話に過敏に反応するイタさももちろんあるんだけれど,根本的に困ったちゃんな理由がある。

それはこの人が,「仮に」「万が一」「何かの間違いで」どこかの会社に入ってしまった後の話。

会社が社畜が欲しいかどうかは,会社によるのでなんとも言えないけれども,少なくとも商売をする上で,相手の需要を手前勝手に決め打つことは,「ど」が付く阿呆のすることです。

ソフトの業界なんかでは,お客さんに「頼んでもないもの作りやがって」とか言われる話を聞くことが時々あるけれども(うちの会社で聞いたことはとりあえずないが),そもそも商売は客が(潜在的/顕在的のいかんを問わず)何を求めているのか探り出さないとお金をもらえない。ぶっちゃけて言えばそれにかかっているところがある。お客さんにとっていらないものを作ったとき,受託なら嫌味を言われて残業が増える(作り直し)だけかもしれないけれども,パッケージでは端的にお客さんが買ってくれないことになる。

相手が何を求めているか知ろうともしないで,勝手に決め付ける。同時に,俺様が正しいとも決め付ける。こんな危険な人,恐ろしくて推すことができない。

少し就職から離れてしまうけれども,「うちの会社は C++ でテンプレートを使いたがらないレベルの低い会社だ」みたいなことを言ってる人は,間違えて入っちゃった人の典型だったりする。なんなら,レベルの高いあなた様が旗振って,会社のレベルを高くすればいいだけの話だろう,とも思うのだけれど,そこまではできない。うじうじとネットに書き込んで,ほんの少しの快楽を得ている。

少しは謙虚になって,目の前にいるその人が「実質的に」何を求めている/求めていないのか,自分に何が「実質的に」できる/できないのか,その要求を満たすことは自分にとってどのような位置づけにあるのか(嬉しいことなのか/つまらないことなのか),を冷静に考えてみたらどうなんだろうと思う。ちょっとそゆのを考えるだけでも,面接の説得力が全然違うのに(ここ1・2年,採用面接に参加してるのです)。ま,いくら言っても無駄なんだけど,こゆ人は。

Trackback
Trackback URL:
Ads
About
Search This Site
Ads
Categories
Recent Entries
Log Archive
Syndicate This Site
Info.
クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
Movable Type 3.36
Valid XHTML 1.1!
Valid CSS!
ブログタイムズ

© 2003-2012 AIAN